
今日はいよいよオランダ総選挙の日ですね~
FOMCも行われるので相場は、結果待ちという感じでしょうか?
利上げはかなり折り込み済みのようですので、sell the fact の売りになるのか
気になるところですね。
さて、オランダ選が終われば、次はフランス大統領選が、待ってますね。
そこで、今回はフランス大統領選についていろいろ調べてみました。
※ buy the ruomor、sell the fact とは
株や為替は市場参加さの期待値で動きます。
参加者が上がると思えばどんどん上がるのですが、予想が期待値程でもないと、
それ以上あがらず、利益確定の売りが入り下がっていく現象をいいます。
はい、ここ試験にでますよ~(‘ω’)ノ
フランス大統領選
フランスの大統領選挙は2回投票制です。
第1回投票で選出されるには、
投票総数の50%以上を獲得する必要があります。
どの候補者も過半数以上を得られなかった場合は、
上位2人の候補者の間で第2回投票が行われます。
その結果、最も多くの票をを得た候補者が当選となります。
※1965年以降2012年まで、第1回投票で当選者が決定した例は一度もないようです。
日程
〇第一回投票4月23日(日)
8時から18時まで(大都市では20時まで)
日本時間16時~翌02時(大都市では翌4時)
>>第1回投票の正式な結果は憲法院が公表
〇第二回投票 5月7日(日)
8時から18時まで(大都市では20時まで)日
本時間16時~翌02時(大都市では翌4時)
*速報は終了後12時間以内に発表されると思われます。
〇5月11日(木) 新大統領の選出発表
候補者
①マリーヌ・ルペン
1968年8月5日生まれ 48歳
国民戦線(FN)の代表
反グローバル化、反EU、反移民受け入れを従来から掲げていて支持率を伸ばしています。
フランスでも、失業率は10%を超えて高止まりし、若者の失業率が極めて高く、
移民の流入増加しております。
2015年末のパリでの同時多発テロ事件の傷も癒えない状況です。
今回の選挙では彼女が台風の目といわれてまして、
ルペン大統領が生まれると、
EUは崩壊の道をたどると予想されるています!
②フランソワ・フィヨン元首相
1954年3月4日生まれ 62歳
第五共和政第19代首相。 共和党右派。
経済的自由主義者で、
公務員50万人の削減や法人税の引き下げ、
疾病保険民営化、定年退職年齢の引き上げなどの
構造改革と経済政策による経済の再生を訴えています。
国境管理の厳格化のため、域内を自由に移動できる
「シェンゲン協定」の見直しを求めているほか、
移民の家族呼び寄せの制限を主張しています。
外交面では親ロシア寄りです。
※下院議員時代に勤務実態のないぺネロプ夫人にスタッフとして
8年にわたり約50万ユーロ(約6100万円)支払ったという疑惑がもたれています。
③エマニュエル・マクロン元経済相
1977年12月21日生まれ 39歳
無所属(超党派市民団体)
自らの政治運動「アン・マルシュ(前進)!」
が基盤で経済リベラル・社会リベラルの旗を掲げて、
中道から左派陣営に訴えています。
※大統領選の立候補には、中央・地方議員の支持が500人以上の支持が必要であり、
これを確保できるかどうかが問題です。
※さらに同性愛者との不倫疑惑が出ております。
主にこの3人が戦うみたいですね。
株や為替への影響は?
ここが一番難しいところですよね(*_*;
トランプ大統領が誕生した際は、世界はどうなるのだろう・・
リスクオフから株安円高の考えでしたが、
現段階では、株高・ドル高が続いております。
この例からいきますと、
マリーヌ・ルペン氏が大統領となりますと、
フランス株はあがり、ユーロ安でしょうか・・
彼女は『フランス・ファースト』を掲げてます。
教科書的に言えば、リスクオフで株は下落・円やスイスが買われます。
問題山積みの欧州諸国ではありますが、経済は回復基調で、
テーパリングが始まるのでは・・と言われてますしね。
フィヨン氏が大統領になりますと、
安心感からか、一旦は、株高・ユーロ高になるものの、
『Sell the fact』事実上の売りが入って下落でしょうか・・
まとめ
相場を動かすのは人の心理ですので、
どんな事も起こり得ることを心に留め、
お祀り相場には乗らないように、
落ち着いた辺りで参加しようと思うのでした(^-^;
では、また~(^^)/
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