2016年は欧州経済にとって大変な年になりました。
6月23日の国民投票による
英国の欧州連合(EU)離脱以降、
ポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭、
難民問題の加速など先行きの
不透明な状況が続いているユーロ圏の政治情勢。
今後も、問題たっぷりのEU諸国ですが、
まず2017年も、
世界経済の火種はEUから
始まるのではないかと思うのですが…
まずは気になるのは、
3月のオランダ総選挙からではないでしょうか?
ユーロ円の影響
英国総選挙の時は株が1200円以上の下落、
為替も100円も超える円高にふれました。
株や為替の影響を考えると、
離脱派が勝利すれば、
もちろん株安円高にふれるでしょうね。
ただ、国の大きさからもわかるように、
経済の影響的には英国のEU離脱の時ほどは
動かないと思います。
それよりも、もしEU離脱が決定したら、
次々にEU離脱したいって国が増えて、
EU存続自体が危ぶまれるような気がします。
日本時間はいつ?
一応、日本の日付では、
3/15ですが8時間の時差がありますから、
16日の可能性が高いですね。
結果を予想
市場ではEU離脱国の候補として語られることも多いオランダ。
反EUを掲げ、国民投票実施を求めている
ヘルト・ウィルダース党首率いる右派政党・自由党が、
どこまで勢力を伸ばすかですね。
英国のEU離脱の時も最初は残留はが7割だったのに、
逆転離脱になりましたので、
結果を予想することは難しいのですが、
オランダはEU創立国の一つということもあるので、
残留になるとは思うのですが…
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